業界ニュース2018年7月

2018年08月22日

業界ニュース, 特集

2018年の7月となりました。豪雨による災害もあるなか非常に暑い日が続くなど厳しい天候がみられます。

7月は安倍総理大臣とEU=ヨーロッパ連合のトゥスク大統領らは日本とEUのEPA(経済連携協定)に署名し、米国が保護主義に転じる中で、日欧が自由貿易体制を死守する姿勢を示しました。輸入品にかかる関税が農林水産品や工業製品の大半で撤廃、削減され消費者として生産者として様々な影響が起こりそうですね。

それでは、2018年7月の業界ニュースや記事を紹介します。

100アンぺア電線から60アンぺア電気供給 アメリカン電機がコネクター

・アメリカン電機は100アンぺア定格の電線から直接60アンぺアの電気を供給できるコネクター「T型分岐用コネクタボディ」を発売

・従来必要だった各機械、装置ごとの配電盤設置が不要

・配電盤を設置するスペースがない場所にも装置や機械を配置可能

泉州電業 独立系電線商社の大手、堅実経営で着実な成長続く

・2018年10月期の業績は上方修正、財務体制も良好で中期経営計画は着実に進行

・「必要な商品を、必要な分だけ、必要なときに届ける」というデリバリー体制が強み

・自社開発のオリジナル商品で差別化を図っている

1ー6月銅電線出荷、微増34万トン

・日本電線工業会が国内電線メーカー約120社の2018年上期(1―6月期)銅電線出荷量を発表

・2018年上期(1―6月期)銅電線出荷量は前年同期比0・5%増の33万9351トン

・主力の建設・電線販売業向けがやや持ち直し、自動車が好調

国営バンクネガラインドネシア、播州電装に国内初の円建て融資

・播州電装のインドネシア法人バンシュウ・エレクトリック・インドネシア(BEI)は国営バンクネガラインドネシア(BNI)と円建ての融資契約を締結

・融資額は7億円で、インドネシア国内の銀行による円建て融資は初めて

・BEIは二輪車や建設機械のワイヤーハーネスなどの生産設備を拡大

オーナンバ、上期経常を一転3%減益に下方修正

・18年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益を予想の3億円→2.4億円に下方修正

・太陽光発電関連製品の売上の減少、在庫調整などによる品種構成が悪化

・ワイヤーハーネス部門・電線部門の売上高は増加

国際協力銀がフィリピンで自動車部品プラスチックを製造する企業を支援

・中小企業のミジェック(愛知県)は主に自動車向けワイヤーハーネスに利用されるプラスチック成形部品の製造・販売

・国際協力銀行(JBIC)はフィリピンで事業を展開する有限会社ミジェックに岡崎信用金庫と協調融資を発表

・協調融資の総額は4000万円