検査記事一覧
ワイヤーハーネスの検査まとめ
2018年08月22日
ワイヤーハーネス製造を含む製造業全般では不具合品を出荷しないように出来上がった製品の検査がおこなわれます。ワイヤーハーネスには電力や機器制御のための電気信号を伝える役目があり、不具合が起こると機械装置が故障したり誤作動を起こしたりと重大な事故や損害に繋がりかねません。従って、ワイヤーハーネスが仕様を満たして正しく製作されているか検査することは非常に重要な工程と言えます。 ワイヤーハーネスの検……
ハーネスチェッカーの価格
2018年07月25日
ワイヤーハーネスの電気的な特性を検査する検査器(ハーネスチェッカー)には様々な機能と仕様があり、製造メーカも複数存在しています。機能や仕様によって検査器はどのような価格帯となっているのか、ここでは初期費用や維持費用などについて説明します。 ワイヤーハーネスの検査器(ハーネスチェッカー)の価格は主に検査可能なポイント数と検査項目の種類によって異なります。 検査器のポイント数は検査器……
ハーネスチェッカーの原理
2018年06月27日
ワイヤーハーネスの検査器(ハーネスチェッカー)はどのような原理でワイヤーハーネスの検査をおこなっているのでしょうか。ここではワイヤーハーネスの検査器(ハーネスチェッカー)の構造や検査項目の原理の概要を説明します。 ワイヤーハーネスの検査器(ハーネスチェッカー)の構造は大まかに以下のようになっています。 ワイヤーハーネスの検査器(ハーネスチェッカー)の構造 この図はワイヤ……
ワイヤーハーネスの導通検査器とは
2018年06月18日
ワイヤーハーネスの導通検査は検査されるワイヤーハーネスが電気的に正しく繋がっていて、その電気回路が正しいかどうかを確認する検査です。導通検査はブザー、または導通検査器(ハーネスチェッカー)を用いておこなわれます。 導通検査器(ハーネスチェッカー) 導通検査について、詳しくはこちら 導通検査では対象となるワイヤーハーネスが電気的に正常な回路であり、断線と短絡が起こっていない……
ワイヤーハーネスの導通検査
2018年06月18日
ワイヤーハーネスの導通検査は検査されるワイヤーハーネスが電気的に正しく繋がっていて、その電気回路が正しいかを確認する検査です。ワイヤーハーネスの電気的な検査では最も主流で、品質が厳しい自動車業界でも電気的な検査は導通検査のみとしている場合もあります。 ワイヤーハーネスの検査についての規格は存在しませんが、電線とコネクタの試験に関してはJISで規格されています。そのためワイヤーハーネスの検……
インタビュー 株式会社ナックコーポレーション
2018年03月01日
今回は株式会社ナックコーポレーション(以下、ナックコーポレーション)の中川社長にお話しを伺いました。ナックコーポレーションはワイヤーハーネスの検査器メーカとして業界で知らない人はいないほど有名です。著名な検査器がどのように開発され発展してきたのか、非常に興味深いですね。他にも検査器業界の状況など貴重なお話しを伺うことができそうです。 ――中川社長の経歴やナックコーポレーションの設立経緯を教……
ワイヤーハーネスの検査工程
2017年03月31日
ワイヤーハーネスの製造における検査工程は、全ての加工工程を終えた完成品のワイヤーハーネスを顧客要求通りの製品に仕上がっているか検査する工程です。検査工程で合格とならなかったワイヤーハーネスは出荷できず、修正加工または廃棄されます。検査工程の後は梱包、出荷工程を経て製品は顧客のもとへ配送されていきます。 検査工程は導通検査、引張試験、外観検査工程に分類されます。 導通検査工程ではワイヤ……
ワイヤーハーネスの引張試験工程
2017年03月31日
ワイヤーハーネスの製造における検査工程は導通検査、引張試験、外観検査工程に分類されます。そのうち引張試験工程ではワイヤーハーネス圧着部の物理的な強度(かしめ強度)が適正かどうか検査します。ワイヤーハーネスの圧着部を引っ張り、規定値の力に耐えうるか確認します。引張試験工程では引張試験機を用いてかしめ強度を検査します。かしめ強度の単位はN(ニュートン)が主流です。 ワイヤーハーネスの電線部と……
ワイヤーハーネスの導通検査工程
2017年03月31日
ワイヤーハーネスの製造における検査工程は検査工程は導通検査、引張試験、外観検査工程に分類されます。導通検査工程ではワイヤーハーネスの電気的な性能を検査します。導通検査工程について代表的な方法であるハーネステスターを用いた検査とブザーテスターを用いた検査を以下ご紹介します。 <ハーネステスターを用いた導通検査> ハーネステスターは主に導通、耐圧、抵抗、瞬断、絶縁抵抗試験の5つの検査機能を……