ワイヤーハーネスの出荷工程

2017年03月31日

加工・検査・技術

 ワイヤーハーネスの製造における出荷工程について紹介します。出荷工程は梱包工程の後工程で製造工場での最後の工程です。

 ワイヤーハーネスは国内配送であれば宅急便、宅配便、ゆうパックやチャーター便、また社用車による自社配送で納入先まで届けられます。各配送サービスを利用する場合は配送サービス業者に連絡を取り、梱包した製品の集荷を依頼します。日々出荷がある場合、定期的な出荷がある場合などは状況に合わせて配送サービスと集荷のタイミングを取り決めます。配送サービスに梱包した製品を引渡せば出荷完了です。なお、精密機器(電子機器など壊れやすい荷物のため取り扱いに注意)、天地無用(横向きにしたり、逆さにしたり、ひっくり返したりしない)、下積厳禁(荷物の上にものを乗せない)など特殊な要望がある場合は配送サービス業者に伝えましょう。

 交通状況により遅延している、違い配送場所に届けられている、配送先で紛失している、そもそも出荷されていないなど様々な要因で配送先に製品が届かない場合には、出荷事実や配送状態の確認をしなければならない場合がありますので配送伝票の控えは必ず保管しましょう。
 自社配送する場合は、社用車に梱包された製品を積み込み配送先へ配送します。配送先に到着したら、荷物の置き場所や置き方、納品伝票など納入を処理する方法が各配送先で決められていますので所定の方法で納入しましょう。

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