業界ニュース2018年3月
2018年04月18日
2018年の3月となりました。暖かい日が多くなり今年は桜の開花が少し早かったようですね。
3月は平昌(ピョンチャン)冬季パラリンピックが開催されました。日本選手団は38選手が参加し、前回のソチ大会を超える10個のメダル(金3、銀4、銅3)を獲得しました。中でも注目はアルペンスキー女子の村岡桃佳選手。村岡選手は出場した全5種目でなんと5つものメダル(金1、銀2、銅2)を獲得。冬季の日本勢1大会個人最多記録を更新です!
それでは、2018年3月の業界ニュースや記事を紹介します。
住友電工が動力系ハーネスを全てアルミ化へ
・住友電気工業は2025年をめどに自動車用動力系ワイヤハーネスをすべてアルミニウム製へ
・エンジン回りでの使用に必要な強度や防食性などの技術開発を完了
・動力系はハーネス全体の6割を占め、ハーネス全体の重量は約4割削減可能に
韓国ネクセンテックが、ハノイに新工場
・ワイヤーハーネスなど自動車部品を手掛ける韓国企業ネクセンテックがハノイに工場設立
・生産増強、かつ電気自動車や自動走行車部品専用の生産システムを構築して市場拡大へ
・ネクセンテック2017年8月にケーブルメーカーの英ボレックスと提携
日本モレックス、電線対エッジカード用コネクター「EdgeLock」発表
・「EdgeLock」は2.00mmピッチの省スペース設計、ポジティブロック機構によるPCBエッジカードとの確実な嵌合が特徴
・ラッチを使用してPCBから簡単に電線を取り外し可能
・端子裏側のロック機構により不完全挿入によるハーネスの抜けを防止
ササキ、宮城県大和町の新工場を稼働
・ササキの新工場棟の延べ床面積は6600平方メートルと既存工場の4倍
・半導体製造装置向け多品種少量のワイヤハーネスの需要増に対応
・総投資額は15億円前後、2018年3月期の売上高見込みの27億円を、21年に40億円に伸ばす計画
住友電工、ハーネスから車載部品のメガサプライヤーへ
・自動車用ワイヤハーネスで世界首位を目指してきたが、今後は電子制御ユニット(ECU)などにも広げる方針
・ハーネスの強みを生かしたメガサプライヤーを目指し、情報や電源のネットワークから派生するビジネスを確実に狙う
・競争相手はデンソー、独ボッシュ、独コンチネンタルなどメガサプライヤー