求人への応募が多い時期

2017年12月27日

リクルート

採用募集活動では採用計画を立て求人応募を行います。応募者は多い方が選考する幅も広くなり、良い人材を希望数獲得できる可能性が高くなります。年間を通して応募者が多い時期、少ない時期があるため、応募の時期は選んだほうが良い採用に繋がります。

特に新聞折り込みやWEB媒体など有料媒体を利用する場合には、応募者が多い時期を狙った方が採用活動への費用対効果が高くなります。ここでは応募者が多い時期について説明します。

女性のアルバイト求職者が多い時期

ワイヤーハーネスの製造は力があまり必要のない細かい作業が多く、女性に向いている作業と言われています。女性のアルバイト求職者が多い傾向にある時期には特徴があります。

主婦で特に子どもがいる場合は新学期になって学校が始まり、生活ペースが見えてきて自分の時間がとりやすくなったのを機にアルバイトを始めるケースが多く、時期としては新学期の4月、5月の求職者が最も多くなります。次いで夏休みが終わった9月、10月が多い傾向があります。12月は最も求職者数が少なく、次いで3月、7月が少ない傾向があります。それ以外時期の求職者は平均的ということになります。まとめると以下となります。

・女性の求職者が多い時期 4、5、9、10月
・女性の求職者が少ない時期 3、7、12月

正社員希望の転職者が多い時期

正社員希望の転職者は4月入社を目指して1月、2月に転職活動をする場合と、1月入社を目指して9月、10月に転職活動をするパターンが多くなります。次に賞与をもらってから会社をやめようと考える(または賞与をもらえなかった or 少なかったため転職を考える)ケースが多くなります。賞与は6月、12月支払が多いことからその月付近に転職社の求人は増加します。まとめると以下となります。

・転職者が多い時期 1、2、6、9、10月

企業の求人が多い時期

企業の求人が多い時期は、ライバルとなる求人が多くなると考えることができます。求人が
活発になる時期は、3月と9月です。年度の区切りにも依りますが多くの企業が上期と下期の初めとなる4月と10月の社員の入社を見込んで3月と9月に求人を増やします。この時期は、年度の切り替えに伴う退職者の後任補充や新規事業開始のための人員確保などがおこなわれます。

次いで6月に求人は多くなります。理由は何点かあり、4月入社の新卒採用が落ち着き中途採用が活発化する、四半期の初めとなる7月入社を考えた採用活動、夏のボーナスをもらった後に転職活動を始める求職者の動きに合わせた採用活動などが挙げられます。まとめると以下となります。

・ライバルとなる求人が多い時期 3、6、9月

採用したい求職者が多く、ライバルとなる求人が少ない時期が採用の応募をするのに最も適した時期と考えられます。10月は求職者が多く、ライバル求人が多くないためベストな時期と言えるのではないでしょうか。このような時期を狙って採用計画を立て、効率の良い採用活動を目指しましょう。