業界ニュース2018年11月
2018年12月07日
2018年の11月となりました。
11月はカルロス・ゴーンが有価証券報告書虚偽記載の疑いで1逮捕され、日産自動車と三菱自動車の会長職を解任されました。虚偽記載の内容や今後の経営の担い手についてなどさまざまなことがニュースに取り沙汰されていますね。国家間でのはたらきもあるようです。
それでは、2018年11月の業界ニュースや記事を紹介します。
電線大手5社の4~9月期、4社減益・1社増益。車載・情報通信向けで明暗
・銅価上昇などで全社増収、経常利益は住友電工・古河電工・フジクラ・昭和電線ホールディングスの4社が減益
・エレクトロニクス関連事業は堅調、自動車や情報通信、電線関連事業で明暗が分かれた
・エレクトロにクスと自動車関連で住友電工がコスト低減による採算改善などで営業増益
明るいオレンジ色の熱収縮チューブ TF21シリーズ-オレンジ色-販売開始について
・ヘラマンタイトンが一目で識別しやすい明るいオレンジ色の熱収縮チューブを小ロット対応で販売開始
・薄肉で柔軟性の高い難燃性ポリオレフィン製のため、作業性に優れる
・電気自動車などの高電圧ハーネスなど、識別が必要なハーネスの保護・絶縁に適する
古河電工/古河ASと印自動車部品メーカーグループとの合弁会社「ミンダ フルカワ エレクトリック」の経営権を取得
・ミンダフルカワ社はインドの日系カーメーカー向けへの自動車用ワイヤーハーネス及び自動車部品の製造販売を目的として設立された
・中国並びにインドにおける自動車の電動化政策に向けた古川の戦略に沿って、インド事業のリーダーシップを取る狙いで経営権取得
・ミンダフルカワ社の社名をフルカワ ミンダ エレクトリックに変更
アクロリンク、独自ストレスフリー加工の電源ケーブル「7N-PC4020 Leggenda」発売
・導体のD.U.C.C.(Dia Ultra Crystallized Copper)7N Cuは、三菱電線工業株式会社が開発したオーディオケーブル用高純度銅導体
・銅結晶粒を大きくし表面結果を少なくすることにより音質が向上
・限りなき高純度化を目指し、同社が持つノウハウを注ぎ込んだ
ワゴジャパン レバー/ボタン式結線レールマウント端子台「TOPJOB Sシリーズ」
・スプリング式端子台「TOPJOB Sシリーズ」は、配線作業を工具なしでレバーまたはボタン操作で簡単に結線&離線を実現
・単線、フェルール付き電線は差し込むだけで、多芯ケーブルは一括で挿入できるため、簡単に結線が完了
・使用場所や環境、用途などに合わせて各タイプを自由に選択することができ、混在使用も可能
フエニックス・コンタクト 「Push-in6.2」対応制御機器
・フエニックス・コンタクトは『“挿し込む”革命 Push-in6.2』として、薄型(幅6.2ミリ)制御機器の拡販に取り組む
・Push-in接続方式は電線を挿し込むだけで接続可能で配線作業工数が半減でき、トルク管理・増締め作業も不要
・約70%のスペースが削減でき制御盤などの小型化にもつながる