業界ニュース2018年2月

2018年03月10日

業界ニュース, 特集

2018年の2月となりました。徐々に日が長くなってきましたね。暖かい日もちらほらとありましたが、まだまだ寒い日が続いています。

2月は第23回オリンピック冬季競技大会が平昌で開催されました。日本選手のメダル獲得数は金4、銀5、銅4の合計13個で、過去最多だった1998年の長野オリンピックの10個(金5、銀1、銅4)を上回るメダルラッシュとなりました。いやー盛り上がりましたね。この勢いでパラリンピックも良い結果が出ることを期待します。

それでは、2018年2月の業界ニュースや記事を紹介します。

激変の10年、あなたの体験を聞かせてください/日本電線工業会

・日本電線工業会は創立70周年に合わせ、電線業界のこの10年を振り返る体験談を募集

・次世代に伝えたい経験を幅広く募集し、電線製造に携わった経験者なら誰でも応募可能

・締め切りは2018年4月28日で、体験談は電線時報の11月号に掲載

自動車業界の変化に注目/タイコエレクトロニクスジャパン社長

・自動車の販売や工作機械の受注は好調で、特に半導体製造装置関連が好調

・ガソリン車エンジンのセンサーやコネクターの受注は今後減るが、電池周りは新たな受注が見込める

・自動運転ではAIや通信など新たな技術が必要とされ、半導体やワイヤーハーネスの需要が高まり、光ファイバーへの置換も進む

日本の自動車産業、電動化・自動化に向けた将来像を探る

・ワイヤレス化や電源と一緒に信号を送るPLC化になればワイヤーハーネスは減る

・部品の技術革新はBOMコストに余裕を与え、付加価値は半導体へシフトする

・EVやAIの時代を迎えて、世界をリードできる技術屋が日本にどのぐらいいるかが大事

次世代高速情報伝送技術フレキシブルフラットケーブルの開発に成功/東京特殊電線

・次世代高速情報伝送技術であるV-by-One(R) USに対応するフレキシブルフラットケーブルの開発に成功

・本技術はザインエレクトロニクスの独自技術

・4K、8K映像伝送システム構築に適用可能なV-by-One(R) US対応部品の拡充へ

関西通信電線、東かがわに新工場 兵庫の機能移設

・関西通信電線(兵庫県宝塚市)は香川県東かがわ市に新工場を建設

・製造拠点をすべて東かがわ市内に集約することで生産の効率化と品質管理の一元化へ

・新工場は高松自動車道のICに近く、原材料の調達や製品の出荷など物流の向上も見込む

岡野電線、光ファイバーケーブルを極細・軽量化 産ロボ向け投入

・岡野電線は耐久性に優れる光ファイバーケーブルを細く軽量化した「極細径ロボ・バウアー」の販売を開始

・ロボットアームなど動きが速い機械向けには、軽量化と耐久性の向上が求められる

・産業用ロボなどの生産を手がける機械メーカーや半導体製造装置メーカーの需要を見込む