記事一覧

ワイヤーハーネスの構成部品

2017年03月31日

加工・検査・技術

 ワイヤーハーネスの主な構成部品は電線・ケーブル、端子、コネクタ、外装品です。各種の部品は用途や機能により、非常に多くの分類や種類がありますが本編では主要4部品の概要を説明します。 ・電線・ケーブル 電線・ケーブルは電力と電気信号を伝達するワイヤーハーネスの重要な構成部品です。 電線は電気を伝導する部品で、導体を絶縁体である保護被膜が覆っている構造をしています。導体には主に銅を使用します……

ワイヤーハーネスの使用事例

2017年03月31日

特集

 ワイヤーハーネスは各種機器に動力となる電力と、機器制御のための電気信号を伝達する役割を持つため、世界中のあらゆる機械装置に使用されています。ワイヤーハーネスは非常に幅広い業界の製品に組み込まれており、使用事例は数えきれないほどです。 ワイヤーハーネスが使用されている製品群を以下にまとめます。 ・冷蔵庫や洗濯機などの家電製品 ・テレビや音楽プレーヤーなどのAV機器 ・コンピューター……

ワイヤーハーネスの介在物・シールド処理工程

2017年03月31日

加工・検査・技術

 ワイヤーハーネスの加工における介在物・シールド処理工程について紹介します。介在物・シールド処理工程はシース剥き工程の次の工程となります。なお、介在物やシールドがないケーブル、または単一の電線を加工してワイヤーハーネスを製造する場合は、この工程は必要ありません。介在物・シールド処理工程は選り分けと切断作業に分類されます。 ・介在物処理工程  ケーブルには電線の外径や円形を保つため、または引……

ワイヤーハーネスと人事担当に必要な能力

2017年03月31日

運営・経営

 ワイヤーハーネスの製造をこなっている企業は中小・零細企業が多く、規模が小さい会社では人事の仕事は人事専任の担当ではなく社長や取締役、工場長など経営や製造部門の責任者が兼任しています。兼任している場合は人事の担当という認識が薄くなりがちです。人事担当には求められる能力があり、向き不向きもあります。兼任であれ適性が高い人材を人事担当にしましょう。人事は企業活動において非常に重要な仕事です。  ……

ワイヤーハーネスのチューブ等挿入工程

2017年03月31日

加工・検査・技術

 ワイヤーハーネスの加工におけるチューブ等挿入工程は、被覆剥き・圧着・半田工程、融着・圧接工程の前に完了すべき工程となります。チューブ等挿入工程では保護チューブ、銘板チューブ、ゴム栓、ワイヤーシール、スリーブ、キャップ、ケーブルクランプなどを電線、ケーブルに挿入します。  通常、シースがあるケーブルはシース切断部を熱収縮チューブと呼ばれる高温(90℃~115℃程度)で収縮しケーブル・電線に密……

ワイヤーハーネスのシース剥き工程

2017年03月31日

加工・検査・技術

 ワイヤーハーネスの加工においてシース剥き工程は、電線切断工程の次の工程です。シースとは導体に絶縁を施した複数の絶縁電線の外側に包むように施された保護外被覆のことです。シースが無い単体の電線を加工する場合には、この工程は必要ありません。  シース剥き工程は測長、歯入れ、剥き作業に分類されます。まず不要なシース部の長さを測長し、次にカッターの歯をシース部に当ててシース部分のみを切断します。この……

ワイヤーハーネスと雇用期間

2017年03月31日

運営・経営

ここでは契約社員、正社員の雇用期間と雇用止めついてご紹介しましょう。雇用形態や雇用期間については雇用契約書に明記しましょう。  ワイヤーハーネスの製造をしている企業は中小企業・零細企業が多く、雇用契約書を作成していないケースも少なからず発生しています。労働基準法労働条件の明示は必要と定めらていますので雇用契約書を作成しましょう。また、雇用契約書を作成しておけば、雇用に関する理解の齟齬によるト……

ワイヤーハーネスと選考・面接

2017年03月31日

運営・経営

採用する場合の選考・面接はどのように行うのか、ここでは、採用する場合の選考・面接の方法についての概要をご紹介しましょう。  採用を告知した後、人事担当は、選考の準備、応募した人への連絡など、ミスのない対応が要求されます。この場合にもしミスをすると、会社としての信用トラブルにもなるため、実務は慎重に正確に行う必要があります。  選考する方法としては、一般的に書類選考、筆記試験を行って、受……

ワイヤーハーネスと試用期間

2017年03月31日

運営・経営

人材を採用する場合には、一般的に試用期間を設けます。ここでは、未然にトラブルを防止するためにも、試用期間中に注意したいことについてご紹介しましょう。 ■試用期間とは  試用期間というのは、新しく採用した人が従業員として適しているか、会社が評価観察をするための期間です。会社によっては、仮採用という表現を使っています。  適しているかの判断は、仕事をするのに十分な能力・知識があるか、健康……

ワイヤーハーネスと総務の役割と仕事

2017年03月31日

運営・経営

 ワイヤーハーネスを製造している企業は中小零細企業が多く、総務専任の担当が存在していないことも珍しくありません。ここでは一般的に総務の仕事がどのようなものか整理して紹介します。  総務の仕事は守備範囲が広く、仕事相手も社内外問わず多岐に渡り、社内のすべての人たちと仕事をします。このため、総務担当者にもっともたいせつな資質は、経歴や立場に関係なく誰とでも分け隔てなく向き合える人間性です。 ……