ワイヤーハーネスの大学とは

目的

ワイヤーハーネスの大学はワイヤーハーネスに関するあらゆる知識を集約し公開することにより、ワイヤーハーネスに関わるあらゆる人々の生産性の向上を促進し、ワイヤーハーネス業界の発展に寄与する事を目的としています。

メッセージ

「製造業にやれることはまだまだある。徹底的にやりつくそう。」

国内のワイヤーハーネス業界は受注の低迷、後継者不足など様々な問題に直面しています。黙っていても仕事が入る時代はとうの昔に過ぎ去り、廃業や倒産をする企業も実際に増えてきました。「厳しい商売だから」と後世に託すか悩む経営者も出てきています。特に加工業者は下請け色も強く、しわ寄せを受けやすいのが現実です。

このような時代に今後のワイヤーハーネス業界でどのように生き残っていけばよいのか。それは徹底的に現業を見直し、業績の向上を目指すことではないでしょうか。

製造業は「厳しいコスト競争により販売価格を上げるのが難しい」という認識が強くあるため、いかに安く作って利益を出すかばかりを考えがちです。
しかし、企業活動には製造、品質管理、生産管理、調達、設計、開発、営業、人事、総務、広報、システム管理、経営など様々な分野があり、それぞれに改善点があるはずです。もっと広い視野で現業を見つめ直すべきではないでしょうか。

製造の効率化、調達の最適化、採用教育の見直し、営業サービスの強化、経営の見直しなど自社で出来る事はまだまだあるはずです。これらを学び実践し、やりつくしている企業は全国にどの程度あるのでしょうか?徹底的にやりつくしても、やはり厳しい業界なのでしょうか?順調な企業は様々な改善をおこなっています。

改善には学びと試行錯誤による実践が不可欠ですが、ワイヤーハーネスに関して学びの源泉となる知識を集約した情報や書籍は存在していませんでした。ワイヤーハーネスの大学は長年にわたり活躍してきた実績のある企業、人材の協力のもとワイヤーハーネスに関する加工技術、調達、企業の運営や経営など実務の改善に役立つ様々な情報を収集し公開します。これらの情報が業界の改善に繋がればと考えています。もちろん、ワイヤーハーネスの大学に掲載されている情報も常により良いものへと改善し進化してゆきます。

インターネットを利用して公開された情報は長期にわたり存続し、多くの人々にシェアされ伝承されてゆくことでしょう。わたしたちは技術の継承問題を解決し、明るい未来と永続的な業界の発展を願って後世を担い活動していきます。この活動が日本のみならず世界の業界発展に繋がれば幸いです。

各種情報公開の他に、ワイヤーハーネスの見積も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。老舗企業とのネットワークを駆使して対応致します。